米国オゾン療法学会に関するご質問について

会員各位

AAO(米国オゾン学会)に関するご質問が多数寄せられましたので、下記の通りお知らせいたします。

■規模
AAOのメンバー構成は、医師( Medical Doctor )47名、オステオパス医師(Doctor of Osteopathic Medicine)6名、歯科医師19名、その他が獣医師、カイロプラクター、看護師などです。
総会員数約110名です。
(AAOのWebで公開されている情報より)

■オゾン療法に関して
International Medical Ozone Federation から日本酸化療法医学会に提供されている資料によりますと、
AAOは、日本酸化療法医学会も調印(sign)しているマドリード宣言(Madrid Declaration)に準じたオゾン療法を行っています。
また、ヨーロッパのオゾン学会では、DIV(オゾンガスの静脈直接投与)が危険視されています。AAOは 、DIVについて、禁止の立場(つまり、日本酸化療法医学会と同様の立場)を取っています。

■歯科医師の施術可能な領域について
AAOに所属する歯科医師10数名に問い合わせをしたところ、以下の回答がありました。
「歯科医師が、大量自家血療法(MajorAutohemotherapy)や注腸法(Rectal insufflation)を施術することは、米国の法令で禁じられている。患者から希望があれば、医師を紹介している。」との事でした。AAOの歯科医師は、これらの施術は行っていないということです。オゾン療法のうち、米国の歯科医師が行っている施術は、歯茎の治療や口内バクテリア治療、Root Canal(神経治療)の消毒など歯科治療用のみということでした。

当会が知っている情報をお知らせしました。
当会の情報が誤っている場合や、さらに詳しい情報をお持ちの先生がいらっしゃいましたら、情報提供頂ければ幸いです。

日本酸化療法医学会 事務局