日本酸化療法研究会は、オゾン療法、UVB療法、H2O2療法などの酸化療法を研究しています

一般社団法人 日本酸化療法研究会..

日本酸化療法研究会設立にあたり

ご挨拶


現在のアンチエイジング医療は、抗酸化とCR (Calorie restriction)に向かっています。

私が25年前に心臓血管外科在籍していた際の学位論文の研究テーマは、「MNMS(急性動脈閉塞後再灌流障害)における Oxygen Free Radical と Radical Scavenger ( Vitamin C) の実験的検討」でした。すなわち活性酸素の臨床研究でした。当時は、その in vivo の抗酸化効果について、懐疑的な扱いを受けていたビタミンCですが、現在、がん治療における代替療法の分野では、日本中で、高濃度ビタミンC療法による癌への挑戦が行われている現状を見ると、非常に感慨深いものがあります。
日本では、酸化とは有害であるという固定観念があり、各抗酸化学会、抗酸化療法、抗酸化サプリメントなど、現在の抗老化医療は、ほとんどすべて「抗酸化」に主眼が置かれています。一方で、代替療法の先進国アメリカでは、Bio-Oxidative therapy という分野が確立しており、ACAM でも専門講座が置かれています。
すなわち計算された適量な酸化ストレスの投与は、むしろ生体の抗酸化力や、免疫力を高めるほか、様々な有益な作用があり、これらの治療法の総称を表したのが、Bio-Oxidative therapy です。

すなわち、酸化療法=抗酸化効果なのです。

ここ数年、当クリニックにて自家血オゾン療法や、血液フォトセラピー(血液紫外線照射療法)を実際に治療に使用してみて、患者さん達が、すぐに効果を体感できる治療として、非常に優れている治療法であると確信しました。
事実、Ozone therapy は、ドイツでは保険診療として適応があり、UVB も、アメリカでは FDA の認可を受けています。
この Oxidative therapy を、あえてそのまま、「酸化療法」と訳し、日本酸化療法研究会と命名したのは、こんな理由からです。
今回は、海外の、各分野のエキスパートドクターの協力を得て、これらの色々な酸化療法を日本でも広めるべく、当研究会の発足に至りました。

当研究会では、様々な酸化療法を紹介するだけでなく、導入まで完全なサポートを行っていきます。参加される先生方のご協力で、医科、歯科問わず、academic で liberal な雰囲気の研究会を運営したいと思っています。


2010年2月

日本酸化療法研究会 会長

医学博士     渡井 健男